野沢温泉

投稿者: | 2006/04/07(金)

かねて予定しておりました野沢温泉に行きました。

朝、新幹線乗りに東京駅まで出る必要があるのですが、その経路は普段の通勤経路を全く含んでおり、更に普段とほぼ同じ時間で利用する為、あんまり非日常ではなくイヤンなカンジです。
で、通勤電車に1時間チョイ揺られまして東京駅到着です。

東京駅で予定の新幹線まで30分ちょっとの余裕があるので、朝ご飯にそばをたぐります。
新幹線ホームに上がりまして、キオスクで飲み物とか買って暫く待合室で待ち、入線してきた新幹線に乗り込みます。

定刻通りに発車し、暫くは東北新幹線(大宮まで)、上越新幹線(高崎まで)の線路を通りまして、高崎から未踏の路線、北陸新幹線(長野新幹線とも言う)の路線に入ります。
とは言ってもココから終点長野到着までは小一時間。
軽井沢駅の直ぐ脇に見えるスキー場に雪が残っているのを見て驚いたりしているウチに、結構あっさりと長野駅に到着してしまいました。ちょっと肌寒いです。

長野駅に到着後ホームの駅弁売り場で、チケットと交換に駅弁を頂き、トイレ休憩などしまして乗換の飯山線です。

電光掲示板に4番線ってあったんでホームに降りていったんですが、止まっている電車に乗ったら「小諸行きまもなく発車です」ってアナウンスが。
ちょっとマテと慌てて降りてみると、乗ったのは小諸行き電車、乗るべき飯山線は戸狩野沢温泉行きの気動車、危うく嫁を残したまま反対方面に連れて行かれるトコロでした。
どうやらホームを途中で車止めで仕切って、3番ホームと4番ホームってコトにしているらしいのですな。で、電車は3番ホームの方にいたと。そんなんわかるかい。

改めて4番線で丁度入線してきた気動車に飛び乗って座席を確保。
自販機で御茶など買いつつ発車を待ちます。発車時間が近づくにつれ人が乗ってきて、結構混できました。地方線だと利用客は少ないだろうと思っていたのですが、重要な地元の足となっているようです。

お昼は駅弁を車内でと目論んでいたので、予想外の混雑にやや躊躇しつつ、飯山線区間に入って立っているお客さんがいなくなったあたりで、たまらず開封して食しました。
夫婦二人とも「豚にも角煮も(とにもかくにも)」と言う、地元名産信州豚の角煮を使った駅弁を頂きます。
コレはアタリ。脂の乗った柔らか肉にタレと肉汁が絡んで大変な美味。強いて難点を挙げれば角煮にからめると美味しいとかで、半熟卵が入っているんですが(実際美味しいです)、その卵が入っていた部分だけ御飯に角煮が乗っていないのですな。ココにも角煮プリーズ。

駅弁食し終えた頃になると景色は川縁を走る山岳路線の趣になります。
まぁつまり田舎な風情なんですが、嫁が「ぃゃ実家の方が僻地だ」と変な自慢が。
しかしそのうちに、コレは適わないと言う極めつけのアイテムが出現っ。
雪。うっすらとぢゃなくかなりしっかりと積もった雪。まだまだ分厚いところで40~50cm位はあるんではないでしょうか。つ~かそんなに寒いのか。

驚愕のウチに電車は飯山駅に到着。ドアを開けてホームに降り立ちます。
…寒い。
肌寒いとか言う生やさしいレベルぢゃなく普通に冬です。

それから同じく驚いたのが、飯山駅前が寂れとる…。
飯山市の代表駅と言うことでもうちょっと栄えた印象を持っていましたが、車通りもまばらで乗換のバスターミナルがまた地味ぃに無人だったりします。
チケットに「バス案内所」って記載があるんですが、確認も何もできやしません。

暫し不安なままバスを待ち、やってきた野沢温泉行きのバスに乗ります。
揺られることこれまた小一時間。途中からはもう景色が一面の雪。普通に肩とか腰の高さがありそうなカンジで積もっています。一山越えてスキー場が見えてきたら野沢温泉到着です。

バスの終点は野沢グランドホテル、都合のいいことに今夜の宿です。
駐車場入り口に停まったバスを降りホテルにチェックインします。
入り口に「ご一行様」と名前が書かれているのはちょっと恥ずかしいですな。

まだ他の客がいなさそうなので、チェックイン後早速内湯につかりに行きます。

でまぁ暫し温泉でくつろいだ後出歩くことにします。
お土産やさんを物色して回った後、大湯の前の足湯にノンビリつかり、名物のおやきを頂いて宿に戻ります。
このおやきですが、野沢菜のを嫁と食べ歩きしましたが、かなりうんまぃので当地を訪れたら必食です。あんまりうめぇうめぇ言って喰い歩いていたので、微妙にサクラ効果を発揮してしまいまして、買ったお店の隣のお店から出てきた母娘の娘さんにクリックした様子、店内の母親呼んで隣に買いに向かっていました。うまいべ?

宿に戻って直ぐに晩御飯になりました。
宿は名はホテルですがサービスは旅館でして、御飯がえらく豪勢です。
名産野沢菜もテーブルの真ん中で山盛りに鎮座しております。

おやきを食すタイミングを致命的に間違いました。

最後に登場した野沢菜の炊き込み御飯なんか、おかわり2~3杯は行きたいトコロですがもぅおなかぷっぷくぷぅで、食べきるのが精一杯でした。
ぃゃホントに御馳走様でした。

食後は宿の前の足湯につかります。
本当は外湯巡りなんか考えていたんですが、日が暮れて表に出てみるともぅ浴衣とかで外に出られる様な気温ではなく、宿の足湯に日和った次第。

そんなワケで部屋に戻り缶ビールを頂きつつ、もう一回内湯につかって寝ることにしました。

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