「Eudora、オープンソースとして復活」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/10/news012.html
あんまり懐かしいニュースが載っていたもので思わず反応してしまったニュース。
今現在はメールソフトといえば、JUSTSYSTEM 社の「Shuriken 2007」で決まりってのが世界標準ですが、自分的にこのソフトに行き着くまでには紆余曲折がありまして、その振り出しのソフトが Eudora だったのですな。
当時はまだナンkbpsとかって言う通信速度のモデムで、ISPにダイヤルアップで接続していた時代。インターネットもまだそれ自体が目新しく、NiftyServe なんかにも別途つないでいましたっけ。
ブラウザも Netscape Navigator と Internet Explorer のバージョンがまだ 2.0 とか 3.0 とか、ブラウザ戦争と呼ばれる前の時代で、フレーム表示に対応しているかとか、JavaScriptが動作するかとか、そういったあたりがトピックになる時代でした。
懐かしいねぇ。
それぞれに同梱されていた Netscape Mail & News や Internet Mail & News も、それぞれ試しに使ってみましたが、どうもしっくりとこなくて、当時放映されていたドラマでギミックとして出ていたと言う、Eudora と言うソフトを手にしたわけです。
因みにドラマは最終回だけちょっと見ました。
EudoraはMac版もある為でしょうか、インストールフォルダを自由に動かしても運用できるつくりでしたので、MOに入れて運用していました。
頻繁にOS入れ直すような使い方してましたからコレが便利でしたねぇ。
その後数年使用したのですが、メーリングリスト用やら方々のフリーメールでアカウントを取りだした頃から、全てのアカウントのメールが一端ひとつしかない受信箱に入ってしまう仕様が嫌になって、いくつかのソフトを試用した結果 Datula に移行し Eudora ユーザ歴は終わったのでした。
自分的には再びユーザに戻ることは無いでしょうけど、古参ソフトだけに開発が続けられるというのは良いニュースなのかなと思います。
ユーザもそれなりに居るでしょうしねぇ。